エーデルワイス賞に向けて〜クラーベセクレタ〜


クラーベセクレタ
サンデーレーシングホッカイドウ競馬参入、初勝利を挙げた馬になる。
ノーザンファーム生産馬が門別で走る事は過去にも幾多とありますが
社台系クラブの馬が道営所属の馬としては走るのは2010年が最初の事。


6/1デビュー戦となるフレッシュチャレンジ(門別1200m)は楽な手ごたえでスタート。
3コーナーで先頭に取り付き、そのまま2着馬を3馬身離した余裕を残した勝利。
2着馬カネマサコンコルドもこの後3連勝を飾るのだから、レベルの低いレースではない。
タイムは1200m戦としてはほぼ平凡。といっても同日に行われたB1-1組と0.1秒差のタイムは
及第点以上と言っても良かった。(余談だが、この日には北海3冠馬クラキンコが北海優駿を勝利)
当日の口取りは、駆けつけたオーナーや、牧場関係者で賑やかなものであった。
尚、2走目以降は、2010年リーディング1位(10/6現在)の服部Jから佐々国Jへ乗り変わっている。


2戦目は栄冠賞(門別1200m)へ、一番人気を背負って出走。
このレースも2番手で直線へ入り、そのまま難なく差し切っての2着。1.5馬身の圧勝であった。
その後、函館のラベンダー賞や札幌のクローバー賞と、JRAの芝のレースへ挑んだ。
7着・8着と芝適正は現段階では、疑問視せざるを追えないものの、佐々国Jは芝への適正も示す。


戦場を門別に戻してフローラルC(門別1700m)初距離となる。
3番手から先頭を見る展開でしっかり折り合う。距離延長も何も問題は無いように映る。
4コーナーで先頭に出ると、そのまま押し切っての勝利。2着馬マツリバヤシとマッチレースになるが
追いつかれると、しっかり伸びる反応を見せた。そのまま1/2馬身の差をつけてゴール。
2着と3着の差は6馬身もあった。同日のB2-1組のレースよりも早い時計。


地元では間違いなく一歩も二歩も抜けた存在。エーデルワイス賞の大将格と思われる。
コスモバルクから始まった外厩制度。この馬の躍進は、今後のホッカイドウ競馬の為に非常に貴重なもの。
本番でも、高いパフォーマンスでのレースが見れると期待。