サクセスブロッケンフェイスブックがローズガーデンに置かれていた。


天皇賞
行ってきた。朝一、キメラの人のご好意もあって朝6時半過ぎに府中本町に到着。こんな早い時間に競馬場に来
るのは3回目。去年一昨年のダービーのイメージで行ったのだが、案外列が短い事に少し拍子抜けした感じもあ
った。予想の7時半開門ではなく、8時開門(7時半規制)のスケジュールだったので、キメラの人と雑談して
いたら、前に並んでたオッサンがやたらフレンドリーに話しかけてくるので、キメラの人の知り合いかと思った
らまったく関係のないオッサンだった。誰だお前。飴ちゃん渡してしまった。


見立ては◎ルーラーシップからフェノーメノサダムパテックを対抗に置いて馬券をちょい買ってレース時間。
天覧競馬ということで両陛下来場の天皇賞チャグチャグ馬コや相馬野馬追や、気仙沼出身の騎手候補生の誘導
とかあって、いつもとは違う空気が流れていたと感じたのは自分だけか。程良い緊張感があの場に流れていた。
そしてレースはエイシンフラッシュの二年ぶりの勝利となった。なんかハッタリ回顧を垂れ流してもいいんだけ
ど、「競馬超楽しい」という満足感を言葉にしてしまうのはちと勿体無い、ということで割愛することにした。


ミルコ・デムーロの両陛下への礼も印象に残ったんだけど、今回ちょっとそれ以上に印象に残ったことがある。
当日、競馬場を中抜けして別のところに遊びに行っていて、その後15時頃、競馬場に戻って来たんだけども。
その際、パドックから1Fを抜けてスタンドの人ゴミをかき分けてスタンドの席に戻る時に丁度馬が走っていた。


いつもなら、足を止めてレースを見るのだろうが、その日だけは違うものに目が止まった。そこに映るターフビ
ジョンや眼の前のレースに一喜一憂する来場者の表情がとても印象に残ったのだ。いつもは自分も馬券片手にレ
ースを見てる側で、競馬を見ている人の表情なんか全然見てない訳だが、なんだかとても印象的に僕の目には見
えた。親の仇かと思うほどに、騎手に罵声を叫ぶおじさんや、初心者なのか1000円の複勝握りしめて飛び跳ねる
若い女性、仲間内とビール片手に縦目を悔いるお兄さんや、親が楽しそうだから釣られて笑う子供の姿などいろ
んな人の表情を見る事が出来た。勝手な解釈かも知れないが、これがギャンブルとスポーツが表裏一体になった
競馬の魅力なのかと、人の中で考えされられたのだ。殆どのみんなが、笑顔で十数頭の馬を見て、声援を送って
いる。「競馬の魅力」なんて言葉を使うと少し軽くなってしまうが、それってこういうことなんじゃないの、と。


先日、まどマギ×競馬本で少しでも競馬に興味を持ってくれる人が増えればいいなーなんて気持ちで本を出した
が、こういうのを盛り込めなかったのは非常に心残りだなぁ、と思うと同時に、そんな魅力のある競馬を良けれ
ば体験して欲しいな、と思う次第であった。尚、今コレ書いてる時に、もやしもんのオクトーバーフェスのアレ
を思い出した。ビールのは人を笑顔にする、のアレ。


んで余談なんだけど、天皇陛下来るってことで入場客の手荷物検査やってたみたいだけど、手荷物検査しないで
も入場した客が沢山居たぞ。